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ADMRコラム81 「ミス」をいろんな角度で見てみよう
冬季オリンピックがイタリアのミラノとコルティナ・ダンペッツォで開催されている。連日さまざまな競技が行われているので、夕方から深夜にかけてテレビをつけっぱなしにしてしまう。中でも注目するのはカーリングだ。これまでの大会でも興味を持って観ていたが、やはり今大会も始まると素人ながらにストーンの位置を予想したりしてしまう。
なぜカーリングに魅了されるのだろう。そう考えてみるとひとつ思い当たることがある。それは「ミスは見方によってはチャンスにもなる」ということだ。
カーリングではたとえミスショットになっても、案外そのあとに良い結果をもたらすことがある。例えば相手のストーンを邪魔するために置くガードストーンが思ったより奥に行ってしまうことがある。当然想定したような戦略をとることができない。しかし選手たちはそこで落ち込むことなく、それを利用してその都度別の作戦をとる(それこそ「そだねー」だ)。その姿を見て、視点によっては失敗を成功にみなすことができるのだと感じる。
日頃、新入社員と話をしたり、自動車ディーラーで働いたりしていると失敗に出くわすことがたくさんある。営業活動がうまくいかなかった、想定より受注が少ない、スムーズにオペレーションできなかったなど、現場は失敗の連続だ。新入社員の中には、自らのことをダメなんじゃないかと疑い始め、自信を失い、さらに営業がうまくいかなくなるということもある。
そういうところに「カーリングの見方」を持ってくると良い。そのときの営業活動はうまくいかなかったが、その経験があったおかげで次はうまくいくというように意識を変えられる。その際に必要なことは、これまでの戦略を見直し、修正することだ。例えば先輩に話してヒントを得たり、呼び込みができていなかったと反省し、時間ができた分だけお客様への調子伺いの電話をしてみたりするなどが考えられる。
そのときどきで状況は大きく変わる。カーリングの舞台、氷上もそうだし、現実世界ならなおさらだ。ミスをいつまでも引きずっていてはならない。そのミスを活かしてさらなる大きなチャンスを狙いたい。一度投げたストーンを生かすも殺すもあなた次第だ。
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