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ADMRコラム㉚ Z世代への向き合い方

今から40年ほど前、筆者の世代は「しらけ世代」と呼ばれた。何事にも”熱く”なるのは恰好悪くて、常に冷めた対応をする。その後が「新人類」で、上の世代からすると何を考えているか、まるで分からないと戸惑わせた。しかし社会人になって間もなくバブル景気。「24時間戦えますか?」とCMソングで流れたように、しらけている場合でも、何を考えているかわからないと言っている状況でもなく、熱に浮かされたように仕事をしていたように思う。もちろん、その分、遊ぶことにも熱心だったが…。   まだ少子化が言われる前で「マス(集団)」の時代だった。その中でどう抜きんでるか競争が激しかった。だから、そこに抵抗するかのように、しらけることが流行ったのかもしれない。それから数十年、不景気と低成長が長く続き「ゆとり世代」から「Z世代」へと移り変わってきた。 少子化となり、一人ひとりを尊重する気風が強まった。集団より「個」が尊重される時代。趣味をはじめ自分の時間を大切にする。ワークライフバランスを重視する。そのためか転勤はしたくない。社会貢献などの意識は高く、自分の価値観に会った仕事をしたいと考えている。出世は二の次で、収入も必要なだけあればいい。ただ、会社の安定性は重視する。突出することは避けたい「協調型」―ネットで調べると、自分たちの世代には思いもつかなかったような言葉が次から次へと出てくる。   100万人単位の人たちを一つの集団にくくるのは少し無理があると思うが、全体の傾向や特徴をとらえているのではないか。「世代論」には一定の説得力があると思う。管理職になったとき「褒めるときは皆の前で、叱るときは一対一で」とアドバイスされた。20年前はそれが当たり前だった。しかしZ世代を相手にしてきた元教員の同僚によると、同調を重視して目立ちたくないから「褒めるのも一対一」だそうだ。 共感と納得がなければ動かないのもZ世代間の特性であり、仕事の指示をする際には本人が腑に落ちたかどうかが重要だとも言う。「決まりだから」「今までやってきたことだから」と頭ごなしに言うだけでは響かないということだろう。   世代が異なる管理職や経営幹部からすれば面倒な存在かもしれない。「無理して迎合する必要はない。こちらに合わせてもらう」と、根拠のない強気な態度の人もいるだろう。気持ちは分からないではないが、自分たちも新入社員の頃は同じような目で見られていたのではないか。否定ではなく肯定を前提に指導してくれた先輩や上司の言うことは納得できた。それを忘れなければZ世代だからといって必要以上に身構えなくてもいいはずだ。もし新入社員の頃の気持ちを忘れていたら思い出せばいい。   ※このコラムは毎週水曜日に掲載いたします